摂食障害のプロセス
「摂食障害者」へとなりゆくプロセス
ジェンダーの効力により女性たちは「女らしい」身体を追求していることを先ほど紹介した。浅野はインタビュー調査を通じて多くの女性が「女らしい」身体を獲得するために「ダイエット」を行っていることを指摘している。
しかしこの努力によって一時的に減量に成功したとしても、それを維持していくことは難しいことである。そこで次のステップとして登場するのが「過食」である。
「過食」とはこれまで抑えられていた食欲が一気に爆発し、目の前にある食べ物を全て食べつくしてしまう行為のことである。そして「過食」という行為を行ってしまった後には「このままでは太ってしまう」という罪悪感が彼女たちには襲ってくるのだという。
そしてそれらの行為を何とかしようという思いから生じてくるのが「嘔吐」である。この「嘔吐」という行為は、はじめから知っている者もいれば、他者や雑誌などの情報から「嘔吐」を学習するようになるという。